平成26年3月1日投与制限解除品目のまとめ

平成26年3月1日から新薬14日間の投与制限が解除されました。
今回はなかなか大物揃いなんで患者さんの負担減が期待できます。
今まで二週間の投与制限がネックで使用を避けていた患者さんの使用も開始されるでしょうし、採用を見送ったいた病院でも採用されるところが多いと思います。
ちょっと復習しておきましょう。

投与制限が解除された医薬品

販売開始から一年が経過し、平成26年3月1日より長期処方が可能となった医薬品は以下の通りです。
エリキュース錠2.5mg、エリキュース錠5mg(一般名:アピキサバン)
シムジア皮下注200mgシリンジ(一般名:セルトリズマブ ペゴル)
アクトネル錠75mg(一般名:リセドロン酸)
ベネット錠75mg(一般名:リセドロン酸)
ディレグラ配合錠(一般名:フェキソフェナジン/プソイドエフェドリン)
トビエース錠4mg、トビエース錠8mg(一般名:フェソテロジン)
トレシーバ注フレックスタッチ、トレシーバ注ペンフィル(一般名:インスリン デグルデク)
ビデュリオン皮下注用2mg(一般名:エキセナチド)
ニュープロパッチ2.25mg、ニュープロパッチ4.5mg、ニュープロパッチ9mg、ニュープロパッチ13.5mg(一般名:ロチゴチン)
コレアジン錠12.5mg(一般名:テトラベナジン)
ホスリボン配合顆粒(一般名:リン酸二水素ナトリウム一水和物/無水リン酸水素二ナトリウム)
エルカルチンFF内用液10%(一般名:レボカルニチン)
アメパロモカプセル250mg(一般名:パロモマイシン硫酸塩)
マラロン配合錠(一般名:アトバコン/プログアニル塩酸塩)

大型新薬の解除

今回はなかなかの大物揃いです。
ですので、今まで処方されていたところはもちろんですが、新規採用とする病院も多いのではないでしょうか?

 

エリキュース錠
新規経口坑凝固薬の中でも腎機能•肝機能への影響が少ないため使い安いです。
何より、ワーファリンに対して脳卒中の発症、大出血の発現、全死亡率の全てで優れているというエビデンスを持っているので、できればこちらを使いたかった医師も多いと思います。
プラザキサとイグザレルトとエリキュース – 薬剤師の脳みそ

 

ディレグラ配合錠
ほとんど手にしたことがないんですが、二週間以上の安全性が確保されていないので長期解禁がメリットとなるのか微妙ではあります。
増悪時に使うなどの方法があるかな?
空腹時服用、一回2錠、徐放製剤と言うのもポイントです。
ディレグラ配合錠 – 薬剤師の脳みそ

 

トレシーバフレックスタッチ
思いのほか使われてない印象がありますが、長期解禁で使いやすくなるかな?
DPP4阻害剤による膵炎発症もそうですが、高インスリン状態の維持というのをどう考えるかという問題はありますが、使用回数の少なさ、手技の簡便さ、低血糖が起こりにくい点など、持効型では一番なのではないでしょうか?
トレシーバ注フレックスタッチの勉強会 – 薬剤師の脳みそ

 

ビデュリオン皮下注
一週間一回タイプのGLP-1アナログです。
有効成分はバイエッタと同じですが、ポリマーを加えることで体内動態を延長させたものです。
PEG化インターフェロンと同じ考えですね。
一本使い切りの製剤でしたが、長期化に合わせてペン型製剤は発売されるのでしょうか?
事故の元として販売しない方向なのかな?

 

シムジア皮下注
坑ヒトTNFα(腫瘍壊死因子α)モノクローナル抗体セルトリズマブ ペゴルを主成分とする坑リウマチ薬です。
症状安定後は、1回2シリンジを4週間に1回という投与が可能なのでそこまで長期のありがたみはないかもしれません。

 

アクトネル錠75mg/ベネット錠75mg
一ヶ月一回投与のビスホスホネート製剤なので、他の薬ほど長期のありがたみはないかもしれませんが、大きな病院などでは二ヶ月、三ヶ月の処方は当たり前なので必要ですよね。

 

アメパロモカプセル•マラロン配合錠
これについても、腸管アメーバ症の治療に使うアメパロモは10日間の服用となってますし、マラリア治療•予防に使うマラロンは3日間の服用となっているので、長期解禁はさほど意味がないかもしれませんね。

 

そのほか、先日まとめたトビエース錠も解禁です。
トビエースと頻尿治療薬 – 薬剤師の脳みそ
ハンチントン病に伴う舞踏運動(不随意運動)に用いるコレアジンについては患者さんの来局自体が大変だと思うので負担減が期待できますね!

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