平成29年3月8日、タケプロンOD錠15(成分名:ランソプラゾール)の自主回収が発表されました。
バラ包装の中の1錠に髪の毛が混入しているのが発見されたため、該当ロットの回収となっています。
タケプロンOD錠15mgの自主回収
詳しい内容についてはPMDAのサイトに掲載されています。
回収概要(タケプロン®︎OD錠15)
武田薬品工業株式会社からも案内文が出ています。
タケプロン®OD錠15の自主回収(クラスII)に関するお詫びとお知らせ
自主回収対象ロット
自主回収の対象とされているのは以下の内容になります。
- LOT番号:AA1562(200Tボトル包装品、使用期限:2019.5、出荷開始時期:2016.12.19)
実際に髪の毛の混入が発見されたものと同一ロットのみの回収です。
自主回収の理由
武田薬品からは以下のように説明がされています。
本製品はランソプラゾールを主薬とする腸溶性口腔内崩壊錠です。
今般、医療施設より、ロットAA1562(200錠入)の1錠に毛髪様の異物が付着しているとの情報を受付けました。
調査の結果、異物は毛髪と判明いたしました。
製造中の極めて偶発的な発生と考えておりますが、他の錠剤に異物が混入している可能性が完全に否定できないと判断し、万全を期すため当該ロットを自主回収することといたしました。