イクセロンパッチ/リバスタッチパッチの新用法・用量申請

  • 2014年11月7日
  • 2021年1月7日
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平成26年11月5日、ノバルティスファーマと小野薬品により、イクセロンパッチ/リバスタッチパッチ(一般名:リバスチグミン)の漸増期間を短くした新用法・用量の申請が行われました。

現在の用法・用量は、

通常、成人にはリバスチグミンとして1日1回4 . 5mgから開始し、 原則として4週毎に4.5mgずつ増量し、維持量として1日1回 18mg を貼付する<<。
4.5mg 4週間 → 9mg 4週間 → 13.5mg 4週間 → 18mg 4週間
と言った具合に、3回の漸増をしていくようになっていますが、申請が認められると、
9mg 4週間 → 18mg 4週間
という1回の漸増になります。

海外ではこの1回の斬増で承認を受けているようなので、おそらくこの申請は承認されると思います。
斬増回数が減ることにより、今まで本格的な治療開始に12週かかっていたのが4週で済むようになります。

もう一つのメリットがあります。
経営的な面では備蓄する規格が二種類で済むのが嬉しい話です。
四段階の規格をすべて揃えるのは、在庫管理上厳しいですよね?
イクセロンパッチ/リバスタッチパッチの低規格は不良在庫として期限切れ、廃棄するケースも多いと思います。
承認は少し先になりますが、たまに処方を受けるというような薬局には、在庫管理においても嬉しいニュースかもしれません。

 

医療用医薬品情報提供データベースDrugShotage.jp

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