2022-07

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医学用語

Q:ハザード比とは何ですか?

A:ハザード比(HR:HazardRatio)とは単位時間あたりのイベントの発生率を比較した割合です。ハザード比はイベントの発生率を比較した割合ですが、そこに時間的要素が含まれるのが特徴です。ある事象について比較を行う際、ハザード比が1より...
保険請求上の注意点

Q:ジスバルカプセルの処方を行う際の保険上の注意点はありますか?

A:診療報酬明細書(レセプト)の摘要欄に記載が必要な項目はありません。ですが、添付文書には「遅発性ジスキネジアと診断された患者に使用すること」と記載があります。保険請求上の縛りはありませんが、米国精神医学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル...
診療報酬

Q:湿布薬の処方枚数制限について教えてください。

A:湿布薬は1回の処方につき原則63枚までしか処方できない湿布薬の処方枚数制限は平成28年度診療報酬改定(2016年度)に新たに設けられたルールです。H28年度改定では70枚の処方枚数制限でしたが、令和4年度診療報酬改定(2022年度)に上...
薬の疑問

Q:湿布のサイズは3種類しかないんですか?

はい。パップ剤は3規格、テープ剤は2規格と定められています。これは平成21年に厚生労働省から日本製薬団体連合会あてに出されている「医療用非ステロイド性鎮痛消炎貼付剤の規格について」という通知が根拠となっています。以下に引用するように、厚生労...
薬の疑問

Q:メジコンとメマリーが併用注意になっている理由は何ですか?

A:デキストロメトルファン(メジコン)はメマンチン(メマリー)と同じNMDA受容体拮抗作用を持っているためです。デキストロメトルファン(DXM:DeXtroMethorphan)の服用により、アルツハイマー病の興奮や攻撃的になる症状を抑える...
薬の疑問

Q:エクロックゲルは1本で何回使えますか?

A:エクロックゲルの1本あたりの使用回数は20gが少なくとも28回(両わき14日分)、40gが少なくとも56回(両わき28日分)となっています。Q:ボトル1本でどの程度の期間使用できますか?A:1日1回、右わきにポンプ1押し分、左わきにポン...
薬の疑問

Q:アンヒバ坐剤はカロナール錠よりも早く効きますか?

A:いいえ。アセトアミノフェンは坐剤より内服の方が効果発現が早いです。添付文書を参照してもらうとわかりますが、カロナール細粒のTmaxが25分くらいなのに対して、アンヒバ坐剤のTmaxは90分くらいになっています。そのほかの製品を比較しても...
薬の疑問

Q:モンテルカストOD錠5mgに小児適応はありますか?

A:Q:モンテルカストOD錠5mgに小児適応はありません。モンテルカスト錠5mg(OD錠5mg)は「(成人に対する)アレルギー性鼻炎」の適応しか取得していません。モンテルカスト製剤(先発品:キプレス、シングレア)は剤形ごとに使用可能な年齢が...
薬の疑問

Q:ジクトルテープは湿布の処方枚数制限の対象になりますか?(2023年4月5日更新)

A:はい。ジクトルテープは湿布薬同様に処方枚数制限の対象になります。【外用薬】問2湿布薬については、1処方につき63枚の上限枚数となっているが、ジクトルテープ75mgを「腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎における鎮痛・消炎」の目的...
保険請求上の注意点

Q:ジャディアンス錠を慢性心不全に対して処方する場合、保険請求上の注意点はありますか?

A:現在は診療報酬明細書(レセプト)の摘要欄に記載が必要な項目はありません。ですが、添付文書には「慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。」の記載があります。「慢性心不全」の適応取得直後(2021年11月25日)は左駆出率(LVEF...
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