アコファイド錠100mg

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平成25年3月25日付承認医薬品です。
今回は新薬18成分を含む23品目でした。


アコチアミド錠(商品名:アコファイド錠100mg/ゼリア新薬)
※新有効成分含有医薬品
効能・効果は「機能性ディスペプシアにおける食後膨満感、上腹部膨満感、早期満腹感」。

機能性ディスペプシア(機能性胃腸症/FD)を効能・効果に持つ薬としては世界初です。
FDとは胃の痛みや灼熱感、胃もたれ、背部痛、膨満感などの症状があるにもかかわらず、内視鏡検査では異常がみつからないという病気です。
実際に、胃の症状を訴える人の半分はこれに当てはまり、日本人の4人に1人がFDを持っているという調査結果もあります。

これまでは胃潰瘍や胃炎、十二指腸潰瘍と同様に、PPIやH2ブロッカーなどの胃酸分泌抑制剤、モサプリド(商品名:ガスモチン)やイトプリド(商品名:ガナトン)などの胃機能改善薬、消化酵素剤、制吐剤、胃粘膜防御剤、漢方(六君子湯)、精神神経系の場合は安定剤や抗欝薬を使用していましたが、FD専用に使用できる医薬品としてはアコチアミドが初めてです。

アコチアミドはアセチルコリンエステラーゼを阻害することで、胃運動の低下や胃からの食物排出遅延を改善します。
胃機能改善薬であるモサプリド(商品名:ガスモチン)やイトプリド(商品名:ガナトン)の類薬になります。

モサプリド→5-HT4アゴニスト→アセチルコリン遊離促進→消化管運動亢進
イトプリド→コリン作動性神経上のD2ブロック・コリンエステラーゼ阻害→アセチルコリン遊離促進・アセチルコリン分解↓→消化管運動亢進
アコチアミド→コリンエステラーゼ阻害→アセチルコリン分解↓→消化管運動亢進

FDへの適応を持つ薬が現れたことで、専門医以外でも積極的な治療が行いやすくなるのではないでしょうか?
これまで胃の不調を訴えて胃カメラを受けても症状がなく、不安感だけが残った患者さんのQOLの改善につながればと思います。
と言うか自分自身もFDなので是非アコファイドは服用してみたいです。
基本ガスモチンで困ってはいないんですけどね。

適応がFDということから当然ですが、内視鏡などで他の疾患を除外した上での使用となります。

ちなみに、アステラス製薬との共同開発のため、共同販売になる予定です。

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この記事を書いた人

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • アコファイド錠のブログを読みました。そこで質問ですが、もしアコファイドを使用したらその感想も教えて下さい。また、ガスモチンやガナトンを長期で使用しても問題ないのかも教えて下さい。お願いします。

  • お返事遅くなりました。
    残念ながらアコファイドはまだ試しておりません。
    ガスモチンやガナトンは副作用も少なく、効果があれば比較的長期間使用しやすい薬です。
    ただ、お薬全般に言えることではありますが、肝臓に負担がかかってしまうことがごくまれにありますので、肝障害にだけはご注意ください。

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