Q:ラジカット点滴静注から内用懸濁液に切り替える場合の用法は?

服薬指導のポイント

A:すでにラジカットによる治療(筋萎縮性側索硬化症(ALS)における機能障害の進行抑制)を開始しているので、内用懸濁液は第2クール以降の用法で開始する。

  1. 用法及び用量
    通常、成人に1回5mL(エダラボンとして105mg)を空腹時に1日1回経口投与する。
    通常、本剤投与期と休薬期を組み合わせた28日間を1クールとし、これを繰り返す。第1クールは14日間連日投与する投与期の後14日間休薬し、第2クール以降は14日間のうち10日間投与する投与期の後14日間休薬する。
ラジカット内用懸濁液2.1% 添付文書
  • 第1クール:14日間連日投与→14日間休薬
  • 第2クール:14日間のうち10日間投与→14日間休薬
  1. 用法及び用量
    〈筋萎縮性側索硬化症(ALS)における機能障害の進行抑制〉
    通常、成人に1回2袋(エダラボンとして60mg)を、60分かけて1日1回点滴静注を行う。通常、本剤投与期と休薬期を組み合わせた28日間を1クールとし、これを繰り返す。第1クールは14日間連日投与する投与期の後14日間休薬し、第2クール以降は14日間のうち10日間投与する投与期の後14日間休薬する。
ラジカット点滴静注バッグ30mg 添付文書

点滴静注も同様の投与スケジュールとなっており、切り替えの場合は2クール目以降と考えて問題ない(1クール目からやり直す必要はない)ようです。

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