保険請求上の注意点

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保険請求上の注意点

Q:タミフルDSが手に入らずカプセルを脱カプセルした場合は加算を算定できますか?

A:賦形剤を加えるなどの調剤上の工夫を行った上での調剤を行なった場合、自家製剤加算を算定可能です。2023年11月8日に公開された疑義解釈資料の送付について(その60)で、タミフルドライシロップ3%(オセルタミビルDS3%)が入手困難である...
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Q:局方品であれば変更調剤(代替調剤)を行なっても問題ないですか?

A:変更調剤(代替調剤)を行えるかどうかは局方品かどうかでは判断できません。あくまでも先発品・後発品の区分に基づき行われるものです。古くから存在する局方品は「成分名+屋号」の製品名で承認されているものが多いです。そういった製品は統一名収載さ...
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Q:電話で服薬指導を行うことは可能ですか?(0410対応は有効ですか?)

A:電話のみで服薬指導を行うことはできません。同様に電話で診察を行なったり処方箋を発行することもできません。2020年4月10日から認められていた0410対応(電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱い)は2023年7月末で終...
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Q:【般】バルプロ酸Na徐放錠200mgの処方を受け付けた場合、デパケンRとセレニカRのどちらを調剤すればいいですか?

A:一般名処方では徐放錠Aと徐放錠Bの区別がつかないため、基本的には疑義照会が必要となります。日本薬局方では、デパケンR錠の一般名はバルプロ酸Na徐放錠A、セレニカR錠の一般名はバルプロ酸Na徐放錠Bと定められていますが、厚生労働省が定めて...
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Q:新型コロナウイルス治療薬には公費が適応されますか?

A:2023年(令和5年)9月30日までは新型コロナウイルス治療薬の薬剤費については自己負担部分は全て公費適応となっていますが2023年(令和5年)10月1日からは公費負担は一部となり、自己負担が発生します。将来的には通常の薬剤同様の負担に...
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Q:後期高齢者2割負担の配慮措置で1円単位の自己負担が発生するのは何故ですか?

A:配慮措置は高額療養費の仕組みで実施されるため、一部負担金の四捨五入は行われず1円単位での請求になります。令和4年(2022年)10月1日から、75歳以上で一定の所得のある場合、医療費の窓口負担割合が2割になりました。ただし、令和7年9月...
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Q:ラゲブリオカプセル200mgの保険請求について教えてください。

A:薬剤費(薬剤料)の請求について、国購入品は不可、一般流通品は可能です。ラゲブリオカプセル200mgは2021年12月24日に特例承認されて以降、国が購入し、厚生労働省が保有するものを配分する形での流通が行われていましたが、2022年8月...
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Q:ケレンディア錠の処方を行う際の保険上の注意点はありますか?

A:診療報酬明細書(レセプト)の摘要欄に記載が必要な項目はありません。ですが、添付文書にはアンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬の併用や患者背景に関する記載があります。保険請求上の縛りはありませんが、添付文書上で...
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Q:ジスバルカプセルの処方を行う際の保険上の注意点はありますか?

A:診療報酬明細書(レセプト)の摘要欄に記載が必要な項目はありません。ですが、添付文書には「遅発性ジスキネジアと診断された患者に使用すること」と記載があります。保険請求上の縛りはありませんが、米国精神医学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル...
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Q:ジャディアンス錠を慢性心不全に対して処方する場合、保険請求上の注意点はありますか?

A:現在は診療報酬明細書(レセプト)の摘要欄に記載が必要な項目はありません。ですが、添付文書には「慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。」の記載があります。「慢性心不全」の適応取得直後(2021年11月25日)は左駆出率(LVEF...
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