バイアスピリンの自主回収~溶出試験の不適合

平成27年12月1日、バイエル薬品はバイアスピリン錠100mgについて自主回収を行うことを発表しました。

バイアスピリンの自主回収

2015年12月1日に発表されたバイアスピリンの自主回収についての情報をまとめます。

製造後一年目の溶出試験不適合

長期保管(製造後1年目)の溶出試験に適合しなかったことが原因のようで、万が一服用したとしても、有効性・安全性についての心配はないようです。

回収対象は一年前のもの

昨年12月から今年の3月に出荷されたものが対象ということで、よく調剤を行っている薬局には在庫が残っていないとは思いますが、あまり動いていない、不動在庫品として抱えている薬局は要注意ですね。

対象ロット

対象となるロットを上記リンクから転載しておきます。

  • 500錠包装(10錠×50)

該当LOT:JPR5705、JPR5814、JPR5818、JPR5925、JPR5926、JPR5927、JPR5928

  • 700錠包装(14錠×50)

該当LOT:JPR5706、JPR5929、JPR5931

  • 1000錠包装(10錠×100)

該当LOT:JPR5809、JPR5810、JPR5815、JPR5930、JPR5935

  • 500錠包装(バラ)

該当LOT:JPR5813、JPR5816、JPR5817、JPR5924、JPR5934

まとめ

自主回収の情報というのは通常取引が多いところから回るイメージがありますが、今回の場合はどうなんでしょうか?
一年前に買ったものがまだ残っているところ、というのはなかなか案内が届きにくいんじゃないかと思うのですがどうでしょう?
ちなみに、うちにはまだ案内は来てません。そこそこ購入してるんで、残ってるはずかないと判断されたかな?

 

医療用医薬品情報提供データベースDrugShotage.jp

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